先日浴衣の着付けとヘアセットでお世話になった美容院の店長さん。
いつも美容師さんとそんなに話す方ではないのですが、淡々とした口調の中どこかおどけた雰囲気のおじさんで、珍しく話が弾みました。

その中で店長さんが悲しそうに「最近の新人美容師さんはみんな大きいチェーン店に就職してしまう」と一言。
大手のチェーンだと教育体制がしっかりしていて何でも教えてもらえると思ってみんなそっちに就職しようと考える傾向があるそう。
楽してスキル身につけたいってことですよね、気持ちはわかるけれども…！

「美容師のスキルって、手取り足とり教えてもらうもんじゃなくて、実践の中で他の人のを見ながら試行錯誤自分なりのやり方を身につけて行くもんだと思うんだけどね」
…と寂しそうに話す店長さんが印象的でした。

考えてみたらデザイン関連も同じだよなーと。
手取り足とりは精々学生まで、仕事就いたらちゃんとカリキュラム組んでやり方教えてくれるなんてありえない。
先輩にこわごわ質問したり、同じチームの人とあーだこーだ情報交換しながら力付けていくもんですよね。

美容師さんについてだけでなく「私も受け身じゃいけないな！」と気付かされた話でした。
また次もこちらの美容院に行ってみよう…！